私は白か黒というはっきりとした二つの結論だけで問われた時に曖昧な言葉で逃げようとする癖があります。それは白で話す人、黒で話す人の両方と仲良くしたいというような平和ボケの欲張りな願望でもあると思いますが、そういった時に白か黒という結果よりもどっちなのか考えようと試みたプロセスをとりあえず話すといった方法は一つの有効なアプローチとして使っています。考えるというプロセスは結果が白であったにせよ黒であったにせよ共通する通過点であるのでそこに赤だったり青だったり、直接関係のないあらゆるものを意識的に織り交ぜることによって白と黒以外の結果へと書き換えることが可能なのではないかなと浅はかな希望を持っています。