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遠藤惇也 Endo junya
1989 神奈川県生まれ
2011 金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科彫刻専攻 卒業
現在 金沢美術工芸大学大学院修士課程美術工芸研究学科彫刻専攻 在籍
◆個展
2011「情景反射」匠雲堂(富山)
◆主なグループ展
2011 「THE SIX Exhivision」 ラフォーレ原宿(東京)
2012 「神戸アンデパンダン美術展 」四番画廊(兵庫)
「アートラインかしわ 柏」高島屋柏市民ギャラリー(千葉)「OterArt 2012」廣誓寺・聞善寺・崇禅寺(石川)
2013 「祭りか?山か?」拝借景(茨城)
「trade parade -等価交換の条件-」 銀行跡地(金沢)
2013 untitled ミクストメディア サイズ可変
「私にとって当たり前な事は、他の誰かにとって当たり前な事ではない」というごく当たり前な事。経験とは常に個人的な体験でしか無く、私たちはその共有不可能性を前にして、苛立の地団駄を踏んだり、背中を向けて考え込んだり、全く関係のないそぶりで誤摩化したりして、その場をやり過ごします。そういったある種の「しかたなさ」や「ズレ」に対して、私たちは途方に暮れながら(また、少しあきらめながら)も、その「仕方なさ」や「ズレ」自体に関して考えを及ばせる事で、「自分」と「誰か」と「何か」を微弱につなぎ止める事が出来るかもしれません。
私が制作で試みている事は、ある不明瞭な状況で置き換え可能になる個人的な状態を作ることであり、またそこでの「仕方なさ」や「ズレ」をそのまま取り出そうとする振る舞いの事である。
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